招待状 制作・封入編
結婚式は特別な一日であり、招待状に同封するアイテムはその素敵…
2023.06.12
更新日:2023.04.20 記載日:2023.04.20
招待状が伝える想い、紙の質感から伝わる気持ち。中紙作りにはコツがあります。 このページでは、具体的な招待状の中紙の作り方のコツをお伝えします。
結婚式の招待状は、ゲストにとって大切な一枚です。そして、招待状を作る側としても、その大切さを十分に理解した上で、ゲストに喜んでもらえるような招待状を作ることが求められます。ここでは、紙の招待状とWEB招待状の使い分けについて考えてみましょう。
まず、紙の招待状には、手作り感や温かみがあります。ゲストが手元に届けば、その時点で結婚式に対する期待感が高まります。また、紙の招待状は、そのデザインや素材感から、結婚式の雰囲気やスタイルを想像することができます。招待状を受け取ったゲストは、結婚式当日のイメージを膨らませ、楽しみにしてくれることでしょう。
一方、WEB招待状は、紙の招待状に比べて、コストや手間が少なく済みます。また、QRコードを貼り付けることで、出欠管理を簡単に行うことができます。
さらに、結婚式当日のご祝儀や会費も、事前にWEB上で決済することができます。ゲストにとっても、手続きが簡単になり、ストレスを感じることなく参加できます。
では、どちらがいいのかというと、それは結婚式のスタイルや招待するゲストによって異なります。
大人数の結婚式や、遠方から来るゲストが多い場合には、WEB招待状の方が手間やコストを抑えることができます。一方で、アットホームな雰囲気の結婚式や、特別感を演出したい場合には、紙の招待状の方がふさわしいでしょう。
結婚式の招待状は、結婚式の雰囲気を決定づける重要なアイテムです。どちらを選ぶかは、自分たちの結婚式のスタイルやゲストに合わせて考えることが大切です。
どちらを選んでも、招待状には心をこめて作り、ゲストにとって特別なものにしてあげましょう。
結婚式の招待状には、出席の返信を送るための返信はがきや、ゲスト情報を記載するためのゲストカードが欠かせませんでしたが、最近ではQRコードを使ったWEBでの出欠管理が一般的になってきています。
これにより、手間のかかる返信はがきやゲストカードの作成や管理をする必要がなくなり、新郎新婦もゲストもよりスムーズな準備ができるようになりました。
QRコードを使ったWEBでの出欠管理は、招待状にQRコードを印刷するだけで簡単に設定できます。
招待状に記載されたURLにアクセスし、必要事項を入力するだけで出欠が管理できます。
また、出席や欠席の返信だけでなく、食事の希望や参加人数の変更なども簡単に対応できるため、新郎新婦もより正確な人数や希望を把握しやすくなります。
さらに、WEBでの出欠管理には、締め切りまでの期限を設定することもできます。
期限を設定することで、返信が遅れることがなくなり、新郎新婦もゲストもスムーズな準備ができるようになります。また、締め切り後も出欠の変更があった場合にも、WEB上で簡単に対応できるため、迅速かつ正確な対応が可能です。
ただし、WEBでの出欠管理には、年配の方やインターネットが苦手な方がいる場合もあるため、新郎新婦はゲストの属性に合わせて使い分けることが重要です。
また、WEB上での出欠管理に不安を感じる場合は、返信はがきやゲストカードを併用するなど、より確実な方法を選択することもできます。
返信はがきやゲストカードに比べ、手軽で正確な出欠管理ができるQRコードを使ったWEBでの出欠管理は、新郎新婦やゲストにとってもメリットが多い方法です。
しかし、使い分けやゲストの属性にも配慮する必要があるため、慎重な準備が必要です。
結婚式当日にお祝いを受け取る方法は、伝統的にはご祝儀袋を贈ることが一般的ですが、最近ではWEB招待状での事前決済が一般的になっています。
これには、ご祝儀袋による現金の受け渡しの手間や、結婚式当日に現金が集まりすぎることによるトラブルを回避できるというメリットがあります。
WEB招待状でのご祝儀事前決済は、クレジットカードや電子マネーを利用することで行われます。
招待状に記載されたURLからアクセスして、決済画面に進みます。ここで、お祝いや会費を支払い、出席の意向を示します。また、一部のWEB招待状サービスでは、受け取り側が指定した口座に振り込むこともできます。
ただし、WEB招待状でのご祝儀事前決済には、いくつかの注意点もあります。
まず、ご祝儀袋に入れる金額と異なる場合がありますので、ご祝儀袋のような正確な金額を提示することができません。
また、事前決済を行った場合でも、結婚式当日にその旨を伝えることが必要です。そして、お祝いを渡したい方がいる場合には、個別に連絡を取り、直接お渡しする必要があります。
しかし、WEB招待状でのご祝儀事前決済は、現代のライフスタイルに合わせた新しい方法として、広く受け入れられています。
結婚式当日に手軽にお祝いを渡すことができ、事前に決済することで、スムーズな結婚式を迎えることができます。
結婚式やパーティーの招待状を送るとき、招待状の送付先リストをまとめることはとても重要です。
送付先のリストを正確に作成することで、欠席者が出た場合に代替のゲストを招待することもできますし、食事の準備や席次表の作成などにも役立ちます。
ゲストリストを作成する際には、まず、招待する人たちの名前や住所、連絡先を集めます。名前については、敬称やタイトルなどを正確に書くように注意が必要です。
また、配偶者や子供の名前も漏れなく書き込みましょう。
次に、送付先の住所や郵便番号を確認し、正確に記入することが大切です。
郵便番号が間違っていたり、住所が不明確だったりすると、招待状が届かなかったり、届くまでに時間がかかってしまったりすることがあります。
また、送付先のリストを作成する際には、ExcelやGoogleスプレッドシートなどのツールを使うと便利です。
このようなツールを使うと、自動的に名前や住所、連絡先を整理してくれるので、手作業で作成するよりも時間と手間を省くことができます。
さらに、ゲストリストを作成する際には、招待状の送付状況を管理することも大切です。
送信した招待状の到着状況や、出席可否の回答を収集することで、正確な出席者数を把握し、食事や席次表の作成をスムーズに進めることができます。
ゲストリストを作成する際には、細心の注意を払いながら正確に集め、管理することが大切です。
これにより、スムーズな準備ができ、ゲストにとっても快適な時間を過ごしてもらうことができます。
結婚式の招待状を送る際には、挨拶文を添えることが一般的です。
挨拶文を用意する際には、場面に応じた適切な言葉を選ぶことが大切です。
例えば、友人同士や親族同士の結婚式であれば、気軽でカジュアルな言葉遣いが良いでしょう。一方、上司や目上の方との結婚式であれば、敬語を使うことが望ましいです。
また、季節や天候に応じた挨拶文もあります。
例えば、春や秋に結婚式がある場合は、その季節らしい言葉を選んで挨拶文を添えると、より一層温かみのある招待状となるでしょう。
挨拶文を用意する際には、自分たちのスタイルに合った言葉を選ぶことが大切です。
そのためにも、結婚式のスタイルやコンセプトをしっかりと把握しておくことが必要です。
結婚式の招待状で新郎新婦が送る場合の時候の挨拶例をいくつか紹介します。
【春の場合】
新緑の候、貴殿ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
この度、私たちの結婚式を挙げることとなりました。お忙しい中恐縮ですが、ご列席賜りますよう、ご案内申し上げます。
【夏の場合】
暑中お見舞い申し上げます。このたび、私たちは結婚式を挙げることになりました。
この暑い夏の日に、皆様にお集まりいただき、楽しいひとときを過ごせればと思っております。是非、ご出席賜りますようお願い申し上げます。
【秋の場合】
紅葉の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。このたび、私たちの結婚式を挙げることとなりました。
皆様にお集まりいただき、心温まるひとときを過ごせるよう、準備を進めております。どうぞ、ご出席賜りますようお願い申し上げます。
【冬の場合】
寒中お見舞い申し上げます。このたび、私たちは結婚式を挙げることになりました。
寒いこの季節ですが、皆様にお集まりいただき、温かなひとときを過ごせれば幸いです。どうぞ、ご出席いただけますようお願い申し上げます。
近年、新型コロナウイルスの影響で結婚式における感染リスクが問題視されるようになりました。
そのため、結婚式の招待状においても、感染対策について触れる必要があるかもしれません。
例えば、以下のような文例が考えられます。
「新型コロナウイルス感染症対策について、以下のような取り組みを行います。
・入場時に手指のアルコール消毒をお願いします。
・マスクの着用をお願いします。
・会場の換気を十分に行います。
・発熱や体調不良がある場合は、参加を見合わせていただくことができます。
お手数ですが、事前にご連絡いただけますようお願い申し上げます。」
また、和風の結婚式の場合は、以下のような文例が考えられます。
「新型コロナウイルス感染症対策として、以下のような取り組みを行います。
・手水舎での手洗いをお願いします。
・入場時に手指のアルコール消毒をお願いします。
・マスクの着用をお願いします。
・席札やおしぼりは一人ずつご用意いたします。
・ご祝儀はご希望により、当日または事前にお振込みいただけます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。」
招待状によって文例が異なりますが、結婚式のスタイルに合わせて適切な文例を選び、招待状に記載することで、ゲストに安心して参加してもらえるようになります。
結婚式の招待状を書く際には、知らないと恥ずかしいタブーがあることをご存知ですか?
例えば、句読点を付けないということや、重ね言葉を使わないということが挙げられます。
これらは結婚に対する敬意を表すためのマナーなのです。
本書では、結婚式の招待状を書く際に知っておきたい、タブー・忌み言葉について詳しく解説しています。結婚式でのマナーに気をつけて、素敵な招待状を作りましょう!
結婚式の招待状でよく使われる忌み言葉は、以下のようなものがあります。
・夫婦の別居を連想させる言葉
・再婚を連想させる言葉
・不幸、不吉、死を連想させる言葉
・同じことを繰り返す重ね言葉
これらの表現は、避けるべきです。
以上のように、結婚式招待状を作成する際には、忌み言葉や重ね言葉に注意し、フォーマルな表現を心掛けることが大切です。
結婚式は人生で最も大切なイベントの一つであり、祝福の場です。そのため、忌み言葉や縁起の悪い言葉を使わず、明るく華やかな印象を与えるようにしましょう。
以上のように、中紙作りの便利で効率的なアイデアをご紹介しました。
これらの要素を組み合わせ、心のこもった、貰った人が嬉しくなる招待状を作りましょう。